しいたけ用語辞典


用    語    説  明   文
カビ キノコ(子実体)をつくらない菌類の総称
キノコ 菌類の子実体、坦子菌類と子のう菌類に分れる
ひだ(菌襟) キノコの傘の裏のひだ、胞子ができるところ
ほだ起こし キノコが発生しやすい環境にほだ木を並べなおす作業
ほだ場 キノコを発生させるためのほだ木の置き場所
ほだ木 種菌を植え、菌糸が蔓延した原木
仮伏せ 埴菌後菌糸の活着を保温保湿すること
芽出し 芽切りを良くするための温湿度を整える作業
芽切り 刺激により原基が目に見えるキノコに育つ事
寒波刺激 寒波の刺激できのこが発生する事
鋸屑 製材所の副産物の培地基材、一般に粒度が細かい
鋸屑種菌 鋸屑を培地とする種菌
玉きり 伐採した原木を栽培しやすい長さに切る事
菌かき 菌床表面をかき取りきのこの発生を促す事
菌糸 菌類のからだをつくっている糸状の細胞
菌糸紋 ほだ木の木口に出てくる菌糸の模様
菌床 各種材料を混合したきのこ栽培用培地
菌床栽培 菌床を用いてキノコを生産する栽培法
駒種菌 材を駒の形にした原木用の種駒
形成層 樹皮と木質部の中間組織、菌糸が繁殖しやすい
原基 これが生長してキノコとなるキノコの基
原木 キノコの栽培に使う木
原木栽培 原木に菌糸を蔓延させ、キノコを栽培する方法
雑菌 栽培対象以外の菌類
きのこの傘
子実体(きのこ) 胞子をつくるための器官、菌糸の集合体
自然栽培 自然環境に近い条件の下で行う栽培方法
種駒 培地に純粋培養したもの、駒・鋸屑・成形がある
種苗法 種苗流通の適正化と品種育成の振興をはかる法律
周年栽培 環境調節や品種選択により1年中栽培する方法
埴菌(接種) 駒や鋸屑種菌を原木に植える事
心材 樹木の材の中心部、一般に堅く緻密
浸水 ほだ木や菌床を水につけて発生を促す事
浸水打木 ほだ木を浸水して叩いて刺激を与え、発生を促す作業
成形種菌 鋸屑種菌を駒の形に再成形した原木栽培用の種菌
石づき きのこの柄(茎)の生え際の部分
接種 種菌を菌床や原木に植える事
走り子 最初に発生するキノコ
追い生え 発生期を過ぎてから発生してくるきのこ
天地返し ほだ木の上下、表裏をかえる事
天日乾燥 太陽熱を利用してキノコを乾かす方法
展開 キノコが育つようにほだ木をひろげる事
導管 広葉樹の組織の一部で水分の通路となる
培地 菌床や原木など、菌糸を繁殖させるもの
培地添加物 菌糸の蔓延、キノコの増収の為の栄養体
培養室 菌糸の蔓延を円滑に行うための部屋
発生室 キノコの発生管理を行うための部屋
封ろう 原木に植えた種菌を熱したろうで被覆すること
覆土 マッシュルーム栽培で菌床の上を土で覆う事
柄(茎) きのこの一部で傘を支える組織
辺材 菌糸の蔓延する樹木の材の周辺部、普通白色
胞子 菌類の繁殖の為の生殖細胞
本伏せ 仮伏から発生までの原木栽培の管理法
明培養 原基形成の為、明るい環境で培養する事
葉枯らし 原木の水分を抜くため枝葉をつけて乾かす事
抑制栽培 自然発生期より遅らせて発生させる栽培法