シイタケ栽培カレンダー(原木編)
1月










2月











3月
 原木の準備・・
原木の伐採は、秋の紅葉期11月中旬から木の芽が動き出す早春までに行う。90cmに玉切った原木は植菌まで日陰の風通しの良い所に積んでおく。
我が農園は、厚真町の原木業者さんから購入しています。

 
植菌作業・・
2月から3月にオガ植菌を植える。
オガ菌の植え方は、6:5あるいは6:6に千鳥に配列する。
電動ドリルにより、一列六つの穴を一気にあけていきますので作業能率が上がります。

穴が空けられたら、すぐに植菌をする。
自動植機を使い菌を植え込みと同時に栓をしていきます。
植菌後直ちにホダ木を仮伏し、椎茸の種菌を完全に活着させます。



しいたけ原木







4月

5月

6月

7月

8月

仮伏せ
ハウス内で井桁に積み、全体をビニールで覆って保湿。ビニール内温度を15〜20℃で管理する。温度の上がる時は、ビニールをまくりあげる。5月頃からビニールを外す。

本伏せ
本伏せ期間は、6月から10月
2〜3ヶ月もすると、しいたけの菌系が木口面に白く吹き出してくる。
夏場は、散水をする。
途中で天地返しを必ず行う。


 仮伏せ










9月



10月



11月



12月



    10月〜11月から使い始める。
 水
水にホダ木をつけこんで「しいたけ」の発生を促します

  浸水・発生・休養を繰り返します 

発 生

浸水してから約12〜16日で採取が完了します(季節により多少前後します)。採取したホダ木は、休養させます。
ハウス内で15〜20℃でしいたけを育てる。

収 穫

それぞれの規格に合わせて出荷します。

休 養
収穫後30〜35日程度、15〜20℃で休養させる。
浸水、収穫〜休養のサイクルを40〜45日とし、発生を10回以上繰り返す。

冬場のハウス内の管理
冬場は、ハウス内の温度が下がりますので、薪ストーブや廃油ストーブを使い温度を上げています。

浸水作業