んまいっ茸のパワーアップ

生しいたけも美味しいけど、干ししいたけも美味しいよね。
干ししいたけにすると、うまみ成分も、栄養もぐーんとパワーアップするんだよ。
そこで、我農園のんまいっ茸で干しシイタケを作ってみました。
生椎茸の規格外品をはさみでスライスにします。
丸ごとの状態だと乾燥に時間がかかるのでスライスにしています。
生のシイタケは90%以上が水分であります。
シイタケを重ならないように並べます。
天気のよい日を選び、生しいたけを太陽の光に当て干します。
火力乾燥ではビタミンDができません。風味も天日干しの方がよいようです。
干しシイタケにするのには、水分を10%以下にします。
十分に乾燥したら、保存します。
水分を通さない様な容器、袋に入れる。
袋に乾燥剤(シリカゲルなど)を入れておけば吸湿が防げます。




んまいっ茸がなぜパワーアップするの?
日光に当てて干すことによって、シイタケの中の成分が変化して、ビタミンDに変ります。
また、グアニル酸がふえ、ぐーんとうまみが増します。
生のシイタケよりも干したシイタケの方が、うまみも、健康にいい成分も多くなりパワーアップするのです。
生シイタケにはない干しシイタケの香り
生シイタケには、あの特有の香りはありません。乾燥させることによって、硫黄を含む化合物のレンチオニンというものが出来ます。これがあのいい香りのもとです。

健康効果
天日乾燥した干しシイタケには豊富なビタミンDが含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収をよくするため、カルシウムを含む食べ物と一緒に食べることで、骨がもろくなる骨粗鬆症の予防にもなります。
また、若返り効果に優れ、体の諸機能を正常に保つ働きもあります。
干しシイタケの戻し方
  1. さっと水をかけてホコリをとります。
  2. 干しシイタケがが浸るぐらいのヌルマ湯につけます。
  3. 指先でつまんでやわらかくなければ使いごろです。ヌルマ湯でもどすと酵素のはたらきが活発になって、味・香りともいちだんとよくなります。
  4. 戻したシイタケの使いのこりは、そのまま冷蔵庫に保存します。
ためしてガッテンの干ししたけ特集
2002年10月23日放送

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  北井農園代表 北井友章